塩の道

塩を運ぶための道が「塩の道」と呼ばれ古くから整備されていた。
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長宗我部地検帳など、戦国末期の文献によると、当時は今の香我美町岸本から赤岡、吉川にかけての海岸は一大製塩地帯でした。赤岡には塩市が開かれ、この塩を山間部まで運ぶための道が「塩の道」と呼ばれ古くから整備されていました。

塩市の開かれた赤岡は、塩以外にも香美郡の様々な物資の商われる香美郡随一の商業拠点として賑わい「塩の道」を通りたくさんの海や平野の物資が山に入り、また農産物や林産物などの山の物資が海辺に運ばれる往還道として生活必需品が行き来しました。

道中の安全を祈った祠堂「馬頭観音」
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今でもその土地の特長を彷彿させる「七浦往還」「日浦往還」「徳善往還」「赤岡往還」という呼び名が残り、また、「塩」「シオタキ」「塩が峯」等の地名が往時を忍ばせます。

人が行きかうところには様々な文化が生まれます。たくさんの人間のドラマが描かれます。語り伝えられた伝説を秘めた人々の史の跡があり、道中の安全を祈った祠堂があります。

現在の塩の道は遊歩道としての整備が進められている。
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この道には本当の“人々の息吹”としての歴史を感じることができます。ここを歩けば古の人々が見た同じ風を感じ、同じ光景に出会うことが出来ます。日本人はどのようにして生きてきたのかわかるような気がします。かつてここを行き交った人たちと出会えるかもしれません。

香美・香南両市の有志による保存会が結成され、遊歩道としての整備が鋭意進められ、日本の歩きたくなる道500選にも選ばれました。


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